学習のヒント

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試験で試されるのは記憶力である
脳をたくさん使えば、記憶力はどんどん良くなる!
記憶力を鍛えるためには、大量に読み、聴き、解けばいい!
海馬は記憶の司令塔
なぜタクシーの運転手さんは記憶力がいいのか
覚えるための手順がある
タイムプレッシャーで集中力が増す
体系をつかむためには、まず全体像をつかむのが重要
考えすぎは無駄
知識があるからといって、合格するわけではない
同じ教材を何度も使う
合格する教材とは?
合格に必要なのは「試験で問われた知識」
脳は主観的判断しかできない
年をとったら物忘れするというのは間違い
脳は疲れない
自分の勉強のペースを作る
だらだら勉強しない
スキマ時間を活用する
携帯やiPodをうまく使う
寝る前20分間をフルに活用
朝の時間をうまく使う
昼休みを使う
スランプに負けない
目標を持つ
まずは試験を受けると決めてしまう
やり始めるとやる気になる
周りの人を利用して、やる気を出す
楽しく勉強する

パソコンをうまく使って自分のペースで学習する
記憶力を高める
少ない手順と速い応答性が効率を格段にアップする
 
脳をたくさん使えば、記憶力はどんどん良くなる!
ナナミ 「試験に受かるためには、記憶力が良ければOKなのよね。」
ヴェロッキオ

「脳の機能をになう神経細胞は、使わないでいると、どんどん失われていくと考えられていたけど、最近そうではないことが分かってきたロボ。」

 

最近の研究によって、「海馬 」など限られた脳の部位では神経細胞が増殖することがわかってきたました。
「海馬」は記憶を頼りに、あれこれ考えるときに使われます。頭をたくさん使って
鍛えれば、この「海馬」の神経細胞は増殖するのです。
1997年のネイチャー誌に、米国の生物学者ゲイジによってこれを裏づける実験結果が発表されました。

ゲイジは2つの飼育箱を用意し、ネズミを飼育しました。一方の飼育箱には、遊び道具をたくさん入れ刺激のある環境を作り、もう一方の飼育箱には、何も遊び道具を入れずにネズミを育てました。こうして育てた2匹のネズミの脳を比べてみたら、遊び道具のある飼育箱で育てたネズミのほうが、海馬の神経細胞の数が15%も多く、さらに詳しく調べると、神経細胞の増殖能力が2倍以上にまで上昇していることがわかりました。神経細胞は、鍛えられると活性化するという証拠です。(『記憶力を強くする』池谷裕二著より)
ナナミ 「記憶力って良くなるの?」
ヴェロッキオ 「脳の中で記憶を扱っている「海馬」の神経細胞は、脳をたくさん使って鍛えれば増殖するロボ!」
ナナミ 「頭をたくさん使えば、記憶力が良くなるのね。」
   
  脳の神経細胞
神経細胞(ニューロン)は、脳の機能を直接になっている細胞で、木の枝のようにたくさんの突起(樹状突起=情報を受け取る突起)のある細胞体があり、そこから長い線維(軸索=情報を送り出す)が伸びています。大脳ではこの神経細胞が約140億個あるといわれています。そして、それらがつながっていてネットワークが形成されています。神経細胞は電気を発生して情報を伝えます。
   
  海馬
脳の中で記憶を扱っている部位。脳の奥の大切なところにあり、直径は1センチ、長さ4〜5センチほどの大きさ(小指ぐらい)、脳に入ってきた情報は、一度この海馬に送り込まれる。
   
 
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