学習のヒント

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試験で試されるのは記憶力である
脳をたくさん使えば、記憶力はどんどん良くなる!
記憶力を鍛えるためには、大量に読み、聴き、解けばいい!
海馬は記憶の司令塔
なぜタクシーの運転手さんは記憶力がいいのか
覚えるための手順がある
タイムプレッシャーで集中力が増す
体系をつかむためには、まず全体像をつかむのが重要
考えすぎは無駄
知識があるからといって、合格するわけではない
同じ教材を何度も使う
合格する教材とは?
合格に必要なのは「試験で問われた知識」
脳は主観的判断しかできない
年をとったら物忘れするというのは間違い
脳は疲れない
自分の勉強のペースを作る
だらだら勉強しない
スキマ時間を活用する
携帯やiPodをうまく使う
寝る前20分間をフルに活用
朝の時間をうまく使う
昼休みを使う
スランプに負けない
目標を持つ
まずは試験を受けると決めてしまう
やり始めるとやる気になる
周りの人を利用して、やる気を出す
楽しく勉強する

パソコンをうまく使って自分のペースで学習する
記憶力を高める
少ない手順と速い応答性が効率を格段にアップする
 
海馬は記憶の司令塔
ナナミ 「覚えたいことは、何回も繰り返すことが大事なんだね。」
ヴェロッキオ

「そう、なるべくたくさん繰り返すといいロボ。」
「そうすることで『長期記憶』として側頭葉に送られるロボ!」

 

海馬は記憶すべきものを取捨選択している「記憶の司令塔」です。だから、海馬を取り除くと、重度の記憶障害を引き起こします。五感を使って取り込まれた情報は、1カ月ぐらい海馬に留まります。そして、記憶すべき情報を側頭葉に送ります。記憶には脳に短期間保持される「短期記憶」と長期間保持される「長期記憶」があります。
勉強した内容を定着させるためには、「長期記憶」として記憶することが大切です。

「長期記憶」として側頭葉に送るためには、情報が海馬に保管されている間に、復習し再度情報を送るのが効果的です。海馬に情報が留まっている1カ月の間が、復習の絶好のチャンスなのです。このチャンスを逃さないことが大切です。
効率の良い学習は記憶が海馬に保管されているうちに、覚えたい情報を繰り返し海馬へ送ることなのです。そうすれば海馬はその情報を「必要である」と認識して、側頭葉へ送り返すのです。また、情報は「いつ、どこで、何を見て何を感じたか」という経験も含めて記憶されます。そして間違いも記憶します。間違えることも無駄ではないのです。
ナナミ 「なるほど、海馬に情報が溜まっている1ヶ月の間に復習すれば効率良く覚える事が出来るのね。」
ヴェロッキオ 「そうロボ!覚えるコツをつかんで頑張るロボ!」
   
  「短期記憶」と「長期記憶」
「認知心理学」という研究分野があります。人間が学習するとき、どのように理解し記憶するかというメカニズムを研究する分野です。それによれば、記憶には「短期記憶」と「長期記憶」という2つの貯蔵庫があります。「短期記憶」の貯蔵庫は、一時的に情報を記憶するだけで容量が小さくコンピュータでいえばメモリ、「長期記憶」はハードディスクのようなものです。
   
 
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