「それはあまり良くないロボ。」 「同じ教材で繰り返し学習するといいロボ!」
記憶するには繰り返し、脳に働きかけることが大切です。最後までやりぬけるテキストを見つけて、それを何度も使いこなすのです。1度目を通しただけで覚えられる人は滅多にいません。人間は繰り返し学習をすることによって、理解を深めていくのです。
エビングハウスの忘却曲線という言葉を知っていますか?記憶と忘却の時間的関係を測定するために「子音・母音・子音」の意味のない3文字綴り(「Y・U・N」「M・E・G」のような英文字の羅列)を暗記し、一定時間経過後、どの程度思い出せるかを実験によって調べ、この結果をグラフ化したものです。この曲線からわかるのは、1週間後には4分の3を忘れているということです。
意味のない3文字綴りを覚えるという実験なので、勉強で覚えることはもう少し頭に残っているかもしれませんが、しかし、時間とともに記憶が薄れていくということは確実です。だから繰り返し学習が必要なのです。何度も繰り返すことで忘れる度合いが確実に減っていくのです。
●時間とともに記憶は薄れる ●記憶にはかけた時間よりも、繰り返した回数がきく