Q:弊社ソフトを利用していただくことになった背景をお聞かせください。
安達先生:どこの学校でもそうなのですが、年々、中学課程の学習を完全に理解できずに入学してくる生徒が増加傾向にあります。うちでは数年前から、中学課程の履修教材をプリントで作って、放課後を活用して数学などの反復練習の補習を行っていたのですが、生徒が嫌がってあまり参加せず、効果をあげられずにおりました。そこでなにかいいきっかけになるものはないかと探しておりました。 |
Q:弊社ソフトをどのような形態で利用していただいていますか。
安達先生:基礎学力試験をおこない、合格点に満たない生徒に、一緒にやろうと誘う形で、90人集めました。放課後週3回、90台のPCがLANで接続されたパソコン教室で自由に生徒にソフトで勉強させる形式で補習を行いました。教員3人がついて教室内を見回り、必要なときは個別指導をしました。 |
Q:コンピュータを使用して学習をおこなうことに、生徒は抵抗感がありましたか。
安達先生:ゲーム世代の生徒ですから非常にスムーズに補習ができました。ソフトはほとんどマウス操作だけで先に進めるので、パソコン未経験者でも抵抗なくすぐに夢中になっていました。 |
Q:生徒の皆さんの評価はいかがでしたか。
安達先生:プリント学習と比較して、非常に楽しい、という話をしています。それから、生徒が補習を嫌にならず、また来てもいいかな、というイメージを持って帰宅することが、90人という人数にもかかわらず、合計20日間で出席率が90%以上という実績につながったのだと思います。 |
Q:先生方の反応はいかがでしたか。
安達先生:最初はやはりすごく抵抗はありました。それは2点ありまして、ひとつは、ゲーム性が強く、お遊びの要素が多いものですから、本当に勉強になるのか、という点。ふたつ目はこのシステムをすべての生徒や教員が使いこなすことができるのか、ということ。ひとつめの問題に関しては学習履歴データにも示されるように、確実に学習効果があがることがわかりました。ふたつめは実際教員が本ソフトをやってみると、生徒同様まったく抵抗なくできるので、ふたつの問題とも、すぐに解消されました。 |
Q:ソフト・サポート体制に関してご要望があればお聞かせください。
安達先生:サポートやメンテナンスはいつも大変よくしていただいていますので、それに対する要望はありません。 |