送電電流が少なくなると、次の良い点があります。1)送電線の抵抗で消費する送電損失が、減少する。2)送電線の抵抗での電圧降下が減少します。(電圧調整)3)送電電流が減少するので、容量の少ない機器で同じ容量の負荷に送電可能となります。以上の3点の長所がありますので、送電系統では、積極的に電力コンデンサが採用されています。