スキマ時間を活かすためには、いつでもちょっとした勉強ができる状態にしておくことが大切です。そんなとき、使えるのがいつも持ち歩いている携帯電話やiPodです。これさえあれば、どこでも勉強できるのです。 |
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学生や社会人なら、一日の内でいちばん確実にスキマ時間を取れるのは、通勤通学の時間です。朝電車が込んでいると、本を広げるのは迷惑がかかりますが、乗る前にイヤホンをつけて乗車し、携帯電話やiPodから音声を聴くことはOKです。駅まで歩く時間やホームで電車を待つ時間等、1分、5分、10分のスキマ時間だらけです。 |
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是非この時間を活かしてください。聴いて学ぶことを最大限に活かすには、部屋の中でじっとして勉強するだけでは不十分なのです。移動しながら、周りの景色や行き交う人から受ける刺激とともに「エピソード記憶」とするのです。タクシーの運転手さんの記憶力が抜群であることを思い出しましょう。 |
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音声は10回聴いても苦になりません。繰り返し復習するのに適しています。また、暗記するときには、五感をうまく使って情報を取り込むことが効果的です。耳からの学習は、目からの学習と違った刺激を脳に与え、海馬に働きかけます。音声を使えば、いつもなら非生産的な時間が利益をもたらすのです。復習する時間はなかなか取りにくいものです。音声を使えば、スキマ時間を使って復習して、記憶を定着させることが簡単にできるのです。 |
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●耳からの情報は、何度も聴いているうちに自然と頭に入る
●リスニングは、どこでもできる
●周囲から受ける刺激とともに「エピソード記憶」としてインプットする |
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